2017年度(平成29年度)第1回 ソイタウンバドミントンキャンプ

挨拶
NPO法人アルファバドミントンネットワーク 代表 髙瀬 麻美
 第1回ソイタウンバドミントンキャンプに参加された皆さん、ありがとうございました。
日頃お世話になっている地域の方々と、当団体、関係者、そして西武台千葉高校バドミントン部員が、バドミントンを通じてさらに交流を深めるために、子どもから大人までがバドミントンを学び楽しめる1日になるよう企画したのがソイタウンバドミントンキャンプです。
皆様のお陰様をもちまして第1回を盛大に開催することができましたことを、改めてお礼申し上げます。
小学生ビギナーからシニアまで、それぞれのワークショップに延べ168名の参加をいただきました。野田市のみならず、流山市、柏市、松戸市をはじめとした千葉県内、埼玉県、茨城県、神奈川県から参加していただき、第1回目から関東地区に活動を広げることができました。
1人で複数のワークショップに申し込まれたり、お子さんがビギナーズやジュニアの部に参加し、お母さんがレディースに参加されるなど家族で機会をシェアされたりと、皆さん思い思いにソイタウンバドミントンキャンプを楽しんでいただけた様子で何よりです。午前のジュニアの部を終え、急遽午後の市民ダブルスやビギナーズに追加参加された中学生もいました。「もっと長い時間練習したい」との声も聞かれましたので、来年度は今年参加された皆様の声を参考にし更に充実したキャンプとなりますよう企画を詰めてまいります。
各ワークショップには西武台千葉高校バドミントン部がヒッティングパートナーとして参加しました。レディースダブルス練習では、講師の栂野尾悦子氏指導の下、ウォーミングアップ、パターン練習が繰り広げされました。高校生相手のパターン練習では、ミスでラリーが切れることなく、精度の高いラリーが続けられていました。市民レベルダブルスでは西武台千葉高校のノック体験が好評でした。他当日の様子は下記をご覧下さい。 来年度は第2回の開催を同じ時期に予定しております。今年度参加された皆さん、そして地域の皆さん、来年度のご参加をお待ちしております。
第1回ソイタウンバドミントンキャンプ報告書
概要イベントの目的 地域のバドミントン愛好家を対象に、大人から子どもまでがバドミントンレッスンを通じて集える機会を提供するものである。
内容各世代、目的別のワークショップ形式で展開し、各参加者が希望ワークショップに事前申し込みし参加した。
 実施日2017年12月9日(土)
場所関宿総合公園体育館
 延べ参加者数 168名
 スタッフ31名
(内訳)16名(ワークショップ講師・指導者及び運営スタッフ)
15名(高校生)
ワークショップ概要
ビギナーズ教室対象:小学生 サブアリーナにて 13:30~16:00
参加者:20名
参加費:500円
遊びを通して体を動かし、バドミントン特有の動きやラケットワークを学ぶことがテーマであった。前半は特にラケットを持たない側(右利きの場合は左半身)を意識して動かす遊びを重点的に取り入れた。
参加者のレベルや学年差が大きく、後半の実際に羽を打つ練習の際はレベルを3つに分けグループ別練習を行った。
野田市内が土曜授業日であったため、開始時刻を13:30に設定した。
ジュニア対象
基本練習
対象:中学生 サブアリーナにて 9:00~12:00 参加者:25名
参加費:500円
野田市内は午前授業日により、市内の中学生の参加はなかったが、市外、県外の選手がそろい西武台千葉高校バドミントン部員がヒッティングパートナーを務め、基本ストローク、パターン練習を行った。
レディース
ダブルス
基本練習
対象:女性 メインアリーナ8面 9:00~12:00 参加者 37名
参加費:1000円
栂野尾悦子先生指導の下、西武台千葉高校バドミントン部員がヒッティングパートナーを務め、基本ストローク練習、パターン練習を繰り広げた。高校生と打ち合うとラリーが途中で途切れないことから、充実したパターン練習が行われた。
練習前のウォーミングアップが好評であった。
栂野尾悦子氏のサイン入りクリアファイルをプレゼントがあった。
市民レベル
ダブルス
強化練習
メインアリーナ6面 13:00~16:00 参加者 26名
参加費:1000円
西武台千葉高校監督、高瀬秀雄氏指導の下、ダブルスの戦術を意識した基本練習を行った。練習のほとんどはノック練習であった。
【主なノック練習】
①ネット際の「たたき」
②後衛が攻撃→前衛が「たたき」
③A-A-Aの攻撃ローテーション
④A-B-Aの攻撃ローテーション
⑤Top&Topの連続攻撃
ほか
シニア
男女ダブルス
特別練習
メインアリーナ2面 13:00~16:00 参加者 8名
参加費:1000円
足立区役所バドミントン部監督大和田勉氏指導のもと、「いくつになっても楽しめる、そして勝てるバドミントン」をテーマに、高校生をヒッティングパートナーとして様々な練習が行われた。
講習会
座学
講師:高瀬秀雄(西武台千葉高校監督)
講義室 10:00~11:30 参加者23名
参加費:無料
 「聞くだけでバドミントンがぐんぐん上手くなる」をテーマに、バドミントンの基礎概念と習得過程についての基本講座が行われた。
講演会 講義室 14:00~15:00 参加者29名
講師:栂野尾悦子氏 司会・進行:稲田聡
参加費:無料
元世界チャンピオン栂野尾悦子さんのトークショー。進行司会の西武台千葉高校監督稲田氏のユーモラスなリードで貴重な話が聞けた。
参加者数
市内県内千葉県
合計
埼玉県茨城県神奈川県
①ビギナーズ教室8311810
②ジュニア
基本練習
0112220
③レディース
ダブルス
7070172
④市民レベル
ダブルス
201131330
⑤シニア男女
ダブルス
538000
⑥講習会1340163
⑦講演会6915941
合計47307742436
収支報告
収支報告
収入の部
費目
金額
 参加費92500
 団体自己資金14395
収入計106895
支出の部費目金額内訳
施設借用料32266
謝金20000講師1名分
会議費26584打ち合わせ会議
印刷費7784チラシ2000枚、プログラム200枚
 茶菓3578
弁当16416
消耗品267封筒
支出計106895
差し引き0
シャトル25ダース分は団体及び西武台千葉高校バドミントン部で別途負担した。
運営資料印刷費は団体で別途負担した。
スタッフ31名中30名の謝金なし。
弁当は運営スタッフ、講師、指導者分のみ。
進行と総評
【進行】
8:45 開場、スタッフ集合
8:50 受付
9:00~12:00 ワークショップ午前の部
12:00~13:00 休憩
13:00~16:00 ワークショップ午後の部
16:00~17:00 片付け
【総評】
各ワークショップ毎に参加者の課題に応じた独自のメニューを展開し、それぞれに充実した活動が行われた。ワークショップの活動メニュー、参加者数は適当であり、概ね目標を達成することができた。延べ168名が参加し、野田市のみならず県内、埼玉県、茨城県、神奈川県からの参加があり、広い地域に向けて活動を展開することができた。
今回の活動内容を踏まえ、次回に向けての改善点を挙げる。①広報、申し込み受付方法
4月市内及び近隣に広報活動を開始し、9月より参加募集を開始した。
早期に定員に達したワークショップがあったが、定員に達しないワークショップについては会員や関係者を通じて広報に努めた。
本イベントの活動内容がチラシで十分伝わらなかったこと、受付方法がメールであったことから申し込みの出足が遅かった。次回は今回の活動内容をチラシやSNSでアピールすることで、より充実した広報活動ができる。メール以外の受付方法を検討する必要がある。
②当日受付方法
開場から午前の部開始時刻までの時間が短く、入り口での受付が混乱し長い時間行列が続いた。開場時刻を繰り上げることはできないので、次回は全体スケジュールを30分遅らせることで解決したい。
③日程
野田市内小中学校の土曜授業日にあたったことから、市内の小中学生の参加が少なかった。土曜授業日以外はオープンサタデークラブがあるため、いずれにせよ土曜の午前中は野田市内の小中学生対象講座開設は難しい状況である。開催日を日曜にできればよいが、日曜の会場確保が困難であることから次回も土曜開催となる。
④資金確保
当初運営資金として助成金や寄付を予定していたが、助成金獲得ならなかったことや寄付を集めなかったことから、極力支出を抑えた運営となった。それによりシャトルは団体及び西武台千葉高校バドミントン部が負担した。ほとんどのスタッフは無償であった。参加費、定員ともに妥当であることから次年度は参加費からの大幅な収入増加は見込めない。活動資金確保が大きな課題である。次年度は助成金獲得に努めたり、寄付を募る必要がある。
アルバム
 朝の打ち合わせ 受付風景
  
 レディースダブルス 講演会「聞くだけでぐんぐん上手くなる」
  
 栂野尾悦子さん講演会 ジュニア基本練習
  
 シニアダブルス練習 市民レベルダブルス練習
  
 ビギナーズ教室 ジュニア練習
  
 市民レベル・シニアダブルス練習集合写真 会場の関宿総合体育館メインアリーナ
  
 ビギナーズ集合写真 スタッフ集合写真