紫陽花
今、とばかりに紫陽花の花がこちらに向かって自信満々の顔を見せている。
明日から県のインターハイ予選が行われる。毎年この時期だから、梅雨の季節は鬱陶しいなどと言ってはいられない。これまでの大会を思い出しても、傘を差して体育館が開くのを待っていたり、床が湿っぽかったり、帰り道に大雨が降ったりした思い出がいくつもある。が、いくら天候が思わしくなくても、Good Gameを見せてくれて、忘れられない思い出をプレゼントされるのもこの季節の風物詩でもある。
なかなか思わしくなかった選手たちも、それなりに磨かれ、研ぎ澄まされて、やっと期間中の混戦模様が楽しみになってきた。
激励の言葉や支援や協力をたくさんの方からいただいているが、なかでもOB、OGなどの選手が直接相手をしてもらえるのが特にうれしい。今はいろいろと連絡手段が便利になって横や縦のつながりがスムーズなので要領よく登場し、無駄のない対応をしてくれる。
平日である今日も大学生のOB、OGが来てくれた。あちらも大会期間中だそうでちょうどいいのかもしれない。
今春大学を卒業し、就職をしたOGから「私の給料で買いました」というシャトルの寄付をいただいた。無理して買ったに違いないが、添えられていた手書きのメモにその心意気を感じ、何倍ものありがたさを感じた。
長い人生のなかでは、この大会などは僅かに記憶に残るかどうかの小さな思い出なのかもしれないが、今を生きる彼ら、彼女らにとってはとてつもなく大きなイベントなのだと思う。こうした出来事を何度も経験しながら次のステージに、そしてまた次のステージに進む、そんな「旅」をしていくように人生を生きていくのだろう。
いずれにしても大切なことは次の3点だ。
① ルールを守る
② 全力を出し尽くす
③ 相手に敬意を払う
(荻村語録より)
さてさて明日の団体戦はどうなるものか?
男子:県総合運動公園(天台)体育館
女子:流山キッコーマンアリーナ
お近くの方は是非、選手に声をかけてください。
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