ジグソーパズル

戦争のきな臭い週末が明けたが、個人的には花粉による猛襲も受け、気分が停滞していた。少し治まりつつある今日【ひな祭り】は雨模様になった。花粉たちもこれで落ち着いてくれるといいのだが・・・。当方は気温も下がり寒暖差に戸惑っているところだが、2年生は昨日から修学旅行で台湾に出かけている。「ムシムシしています!」と元気なメールが届いた。あたたかな日本を離れ、帰るころにはまたあたたかな日本なので、彼女たちはこの『寒の戻り』は知らない。

2週連続で市内の体育館で行われたイベントにもひと区切りがついた。特に「千葉バドミントングランプリ2026」は規模も大きいので、準備段階から時間と手間をかけて取り組み、いよいよ当日は関わる多くの方々の協力で、一日中上手に回し続けられた。

ヨネックスのOさんがいなければ大会の格好もつかずままならない、その奥様がいなければ会場の設営すらできない、そしてその娘さんのAちゃんがいなければみんなの心に灯がともらなかった。運営チームのそれぞれの方々、そして協会や各校、高校生、保護者の皆様、何より各チームを切り盛りしてきた地域の専門店のみなさん、それぞれのチーム、選手、SNS発信部隊・・・、どれをとっても「ひとり」だって欠けたら出来上がらないイベントだった。

もちろん選手たちのプレーがよかった。応援も声援もハイタッチもパフパフラッパだって絵になっていた。そして恒例のインタビューも充実していた。

事実上の決勝戦、BayAreaチームとToukatuチームの最終取り組みは一般男子のダブルスだった。最後のひとコートになり、会場のみんながそれを囲むように盛り上げた。ファイナルゲームの大接戦の末BayAreaチームペアが勝利を収める。直後のインタビューがよかった。活躍した選手が、まだまだあふれ出る汗をぬぐいながらマイクを握って「設営してくれて、審判までやってくれてありがとうございました!」そして相方の男性が「最近、小中学生と一緒にやる時が少ないのでその『熱量』を感じ、自分も頑張らなければと思いました。ありがとう!」と締めくくった。この一言が全てをものがたり、この一言ですべてが救われた。

もちろんこの大会は「営利」を目指すものではない。ただただバドミントン選手にスポットライトを当て、その楽しさ、激しさ、そしてスポーツのもつ仲間つくりの大切さを届けるイベントだ。しかしどの角度から企画し、準備を進めようが「お金」がかかる。その分を自分たちで稼いで集めてギリギリの収支でやりこなしてきた。だからせめてもの気持ちを込めた「おみやげ」やおもてなしを工夫してみたのだ。

タイパ、コスパの今風な方にはお判りになれないだろうが、私たちのCommonsである「スポーツ」の享受は、お金では買うことができない「実」となって受け継がれる。それは『好きな人』に何をあげたらよろこぶだろうかと密かに想像しながらウインドウ越しに歩いている時の「あれ」に似ている。もちろん予定調和もない。が逆にまるでドラマのような展開を味わうことができる。そうした真心の小さなピースが大きく感動的な絵を作り上げる。ピースのひとつだって欠けてはいけない。

我々はもしかしたら自らも大切なピースとなりながら、目の前の出会いとめぐり逢いもそれぞれのピースとして、それがなければ出来上がらない想像もつかない『人生』という題の巨大ジグソーパズルにとりかかっているのかもしれないな。

今そのうちのいくつかのピースが南の島で中華料理を食べている。

 

今年のフィナーレ!

インタビューありがとうございました。お疲れさまでした!

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