星に願いを

昨晩の流星ショー、観ただろうか?これで願いが叶うはずだ。

年末の定期考査が始まる。それが終わるとすぐに関東選抜大会が行われる。師走っぽくなってきた。

9日に第1回ソイタウンバドミントンキャンプが行われた。理由ははっきりしないが一年ほど前に「ひらめいた」イベントだ。ここ川間は枝豆(高級)の生産が盛んで、その昔はそれを街で醤油にしたような土地だから『ソイタウン』という名をつけた。

我々のもとに一年中どこかしらのチームや選手が練習に来ている。なるべく門は広く開けておきたいので、「飲み会と練習試合はなるべく断らない」ようにしている。
毎度、駆け出しのころの古い話で恐縮だが、右も左もわからずに顧問になったそのころ、職員室の電話から、104(電話番号案内)にかけたり、高校受験情報誌などを頼りに、練習試合先を片っ端から探し電話をした。「どんな感じだろう?」という実に素朴な疑問を解消するために。

まだ若く(青く)、無名ブランドの西武台に、とても優しく丁寧に教えてくれたり、励ましてくれた方々の顔は今でも忘れない、そして恩として胸に刻んでいるつもりだ。
一方で「ウチはオタクの相手をする暇なんかない!」と勢いよく断ってきたり、明らかな居留守作戦で門前払いになったことも多々あった。そのときの受話器を持ったまま味わった屈辱も忘れない。

「一緒に練習させてくれませんか?」というリクエストが一番多い。だから公式にそんな日を作ろうと(今思い出した!)、今回のソイタウンキャンプを考案した。

やたらメったら閉鎖的で、「ほかのチームのヤツらとは目も合わせるな!!」くらい変な圧力の『ブラックデビル的シャトラーズ』はまずいと思うし、逆に「そこのあんた、本当はこうなんだよ、勉強足りないね!」と言わんばかりの『あんたラケット握ったことあんの的専門家』もかなり怪しく頼りにならない。「スポーツは現場で起きてんだ!」ということが一番で、そのコンセプトを大切に行ったつもりだ。だから土臭く地味でもリアリティーのある練習ができた。

もちろん選手にとっても貴重な経験になる(しよう)とも考えていたが、さすが若い選手は上手にコミュニケーションをとり、楽しみながらバドミントンを通じた交流もできていた。

記念すべき第1回のためにスタッフにも一流の講師もお招きして格式高いワークショップを行うこととなった。終了後の「コンシンカイ」も盛り上りよかった。

「飲み会は断らない」

当日の模様はNPO法人のサイトに近日中(年内)にアップします。ご覧ください。