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Voice Of Seibudai
銀傘 たった一回の負け

 梅雨の狭間。広がる田の穂がそろそろ出てくる頃、蛙の鳴き声にも張りが出てきている。今日も暑くなりそうだ。  インターハイ予選を中心にした一連の大会シーズンが終わり、期末考査を挟んで次の追い込みシーズンを迎える。3年生の中 […]

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萌葱色(もえぎいろ)

 山々の入りくんだ肌がそれぞれの萌葱色(もえぎいろ)に輝かせ、気持ちのいい風が顔をなでてくれる。「風薫る」とはピッタリな表現だと思った。  ひと月ほど前に義母を亡くし、その関係で信州に足を運ぶ機会が増えた。あの笑顔とやさ […]

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奇跡のレッスン

 夜明け前の東の空。UFOかと思うような「明けの明星(金星)」が強く輝いてしっかりと「空の番人」をつとめている。「そうだ、こないだ行ったスカイツリーはどこだ?」と目を凝らし遠くに瞬く高圧鉄塔の赤い光軍団を探してみたが見当 […]

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夏のともだち

 気づくと、田の稲穂が黄色くなっている。当方も週末に稲刈りの予定だ。8月も最終コーナー。今夏は長くも、短くも感じた変な夏休みだった。いつもインターハイを中心に感じながら生活するが、いつになく遅い開催だったので感覚がズレた […]

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開演のベルが鳴る

 さあこれからどんどん暑くなるぞ!と思えば寒くなり、穏やかな日差しなのに風が吹き荒れたり、落ち着かないまま黄金週間に入った。  関東大会の県予選が終わった。男子は痛恨のエラーが重なり、連続出場が途絶えた。しかし復活の狼煙 […]

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Voice Of Seibudai
月・木・金

 心もち日が長くなった気がする。  先週の水曜日、体育館を出ると西の空がまだうっすらと明るかった。「ワーッ、きれい!」と選手が思わず声に出す。それほど澄み切ったブルーの空に輝く星が神秘的だった。下から三日月、金星、そして […]

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ラケット青年団

 空が(雲が)高くなったなぁ、と上を向くとキンモクセイの香りがする。どこからだろうと今度は周りをキョロキョロしていた。いい季節だ。国体で栃木県の北部に行くと、那須おろしに吹かれ、急に冬に近づいた。  まさか、私が・・・、 […]

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四国三郎

 入道雲の上には高い青空、そしてそのキャンパスに白い絵の具で自由に描かれた真白な雲が私たちをのぞいていた。  四国徳島インターハイに行ってきた。  関東平野は、箱根、秩父それぞれの【坂(山)】の東側なので『板東』と言われ […]

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麦秋

 広がる田園地帯が薄黄色に輝き、先端には絵に描いたような穂が実っていた。麦にとっては今が秋、そしてアッという間に収穫された。隣の水田の稲はひざ下あたりまで育っている。  この季節は毎年、関東大会とインターハイ予選が続く。 […]

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謹賀新年2022

 謹んで新年のお慶びを申し上げます。  昨年末、最終コーナーギリギリまでお付き合いいただき、ご声援、ご協力誠にありがとうございました。新年も変わらず同じように過ごしてまいります。皆様方にもお付き合いいただければ幸いです。 […]

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