折々のことば
銀傘 たった一回の負け
2024年7月7日
梅雨の狭間。広がる田の穂がそろそろ出てくる頃、蛙の鳴き声にも張りが出てきている。今日も暑くなりそうだ。 インターハイ予選を中心にした一連の大会シーズンが終わり、期末考査を挟んで次の追い込みシーズンを迎える。3年生の中 […]
萌葱色(もえぎいろ)
2024年5月19日
山々の入りくんだ肌がそれぞれの萌葱色(もえぎいろ)に輝かせ、気持ちのいい風が顔をなでてくれる。「風薫る」とはピッタリな表現だと思った。 ひと月ほど前に義母を亡くし、その関係で信州に足を運ぶ機会が増えた。あの笑顔とやさ […]
春夏秋冬-竹澤劇場の幕が上がる-
2024年3月20日
気温の乱高下を繰り返しながら確実にあたたかな春に向かっている。桜の便りもそろそろだろうか。 今期の『春が来た』がにぎやかに、そして感動的に終わった。文集より私のものを再掲する。 -春- 『希望』の光がまっす […]
バタフライエフェクト
2024年1月11日
謹んで新春のお慶びを申しあげます。 新年早々の災害、惨事に見舞われた方々には心からお見舞いを申し上げます。 そんな時にのん気に正月気分で書きだすことをお許し願いたい。 録りためていた番組の中から『映像の世紀』を観 […]
学ぶ・伝わる・夢がかなう
2023年10月25日
残暑はいつまで続くのか・・・と思いながら、あちらこちらと大会ツアーで出ていたら、国体で訪れた鹿児島で、今シーズン初めての沈丁花フレグランスシャワーを浴びた。竹澤劇場最終幕の鮮やかな思い出に秋の香りを添えてくれたようだっ […]
知って、わかって、できるまで
2023年7月17日
【長く湿った季節】というイメージは今の梅雨には合わない気がする。雨が降るたびに、そしてニュースで『線状降水帯』という言葉を耳にするたびに、最悪のシナリオまで想像してしまうくらい今の梅雨は怖い。 その梅雨が終わろうとして […]